肩こり・頭痛をラクにする「冬のほぐし習慣」 ──ゆるめるだけで血流も代謝も上がる!──
こんばんは。
更年期の血糖値が気になる女性のためのダイエットサポートをしている、
カケルの松田です。
前回は「寒さで体が縮こまると不調も太りやすさも加速する」というお話をしました。
読んでくださった方から、
「まさに今の私…肩がガチガチです」
「甘いものが欲しくなる理由が分かった!」
というお声をいただき、すごく嬉しくなりました。
今日は、その“縮こまり不調”をラクにするための 簡単ほぐし習慣 をご紹介します。
🔹肩こり・頭痛は「首の付け根」からほぐすのが早い
寒くなると、肩に力が入りやすくなるだけでなく、
実は 「首の後ろの小さな筋肉」がガチガチになりやすい んです。
ここが固まると
・頭が重い
・こめかみがズキズキする
・目が疲れやすい
・朝からだるい
という症状につながります。
更年期で自律神経が揺らぎやすい時期は、
この“首のこり”が 頭痛や気分の落ち込み に直結しやすいのです。
🔹1日3分!冬の「ゆるほぐし習慣」
① 首の後ろを“温めて→ゆっくり回す”
- 蒸しタオル or ドライヤーの温風で首の後ろを30秒温める
- 肩の力を抜いて、ゆ〜っくり首を回す(左右5回ずつ)
ポイントは 速く回さないこと。
筋肉はゆっくり動かすほど血流が改善します。
② 肩を「上げて→ストンと落とす」を10回
肩こりで多いのが「肩が上がったままクセになる」タイプ。
これをリセットするだけで呼吸が深くなります。
- 思い切り肩をすくめる
- 力を抜いてストンと落とす
- 10回繰り返す
たったこれだけで胸が開き、酸素が入りやすくなります。
③ あごを軽く引いて「後頭部を後ろに押す」
スマホ・PCで前に出た頭を戻すエクササイズ。
- 壁にもたれ、後頭部を軽く壁に押す
- 5秒キープ×5回
頭が正しい位置に戻ることで、首のこりが一気にラクになります。
🔹実はこれ、ダイエットにも直結!
肩や首の筋肉がゆるむと、
・血流アップ
・呼吸が深くなる
・副交感神経(リラックス)が働く
→ 脳の緊張がほどけ、甘いものへの衝動が減る
さらに、呼吸が深くなると
酸素消費量が増えて「基礎代謝」も自然と少し上がります。
つまり、
ほぐすだけで痩せやすい土台ができる ということ。
無理な運動より、まずは体の緊張をほどくのが近道です。
🔹次回予告
最終回では、
「太りにくい冬をつくる温め×動き習慣」
をお届けします。
・代謝が落ちない冬の過ごし方
・血糖値が安定する“ゆる運動”
・更年期のホットフラッシュにも効果的な温め方
このあたりを分かりやすくまとめますね。
寒い冬こそ、自分の体をちょっとだけ甘やかしてあげましょう。
次回もお楽しみに。
良い週末をお過ごしください♪
健康コミュニティ カケル
松田佳美