更年期の疲れやすさを悪化させる”朝の過ごし方”とは
こんばんは。
更年期の血糖値が気になる女性のためのダイエットサポートをしている、
カケルの松田です。
前回は「ぐっすり眠る人が実践している夜のルーティン」についてお話ししました。
今日はその続きとして、**“寝ても疲れが取れない人に共通する朝のNG習慣”**を取り上げます。
■ 朝の過ごし方で「疲れの取れ方」が変わる
朝は、体内のスイッチを切り替える大切な時間。
ところが、更年期以降はホルモンバランスの影響で、その切り替えがうまくいかなくなることがあります。
「ちゃんと寝たのにスッキリしない」
「朝から甘いものが食べたくなる」
——そんな日は、“朝の過ごし方”に原因があるかもしれません。
■ 寝ても疲れが取れない人に共通する朝のNG習慣3つ
NG① 起きてすぐスマホをチェック
寝起きの脳はまだ「省エネモード」。
ここでスマホの強い光や情報を浴びると、一気にストレスホルモン(コルチゾール)が上昇します。
結果、血糖値も急に上がりやすくなり、午前中から「だるさ」「甘い物欲求」「集中力低下」を感じやすくなります。
🔸ポイント:
起きて15分は“スマホ封印”。
まずは深呼吸や白湯で、体をやさしく目覚めさせましょう。
NG② 朝日を浴びない
更年期になると体内時計のリズムが乱れやすくなります。
朝日を浴びることで「セロトニン(幸せホルモン)」が分泌され、夜の睡眠ホルモン“メラトニン”の働きも整うのです。
朝日を浴びないまま家の中で過ごすと、脳が「まだ夜」と勘違いし、1日中ぼんやりモードに。
これも疲れが抜けない原因のひとつです。
🔸ポイント:
カーテンを開けて3分でOK。
ベランダに出るか、窓際で軽く伸びをするだけでも効果的です。
NG③ 朝食を抜く or 甘いパンだけで済ませる
「食べると眠くなるから…」「時間がないから…」と朝食を抜く人が多いのですが、これも疲労を長引かせます。
空腹のままだと血糖値が乱高下し、体が“エネルギー不足”と“ストレス反応”を同時に起こします。
また、菓子パンや甘い飲み物だけでは血糖が急上昇し、その後の反動で強い眠気や倦怠感が出やすくなります。
🔸ポイント:
たんぱく質を少し足すのがコツ。
ゆで卵・納豆・ヨーグルトなど“手軽なたんぱく源”を1品プラスしましょう。
■ 今日のまとめ
- 寝ても疲れが取れないのは「朝の習慣」が原因のことが多い
- スマホ・朝日・朝食、この3つを整えるだけで1日の代謝リズムが変わる
- 朝から血糖値が安定すると、日中の甘いもの欲求やだるさも軽減できる
寒暖差が激しいですが、体調に気を付けながらステキな連休をお過ごしくださいね♪
健康コミュニティ カケル
松田 佳美