【健康診断の真実シリーズ③】要注意! 更年期に潜む「サイレントキラー」脂質異常症の正体
こんばんは。
更年期の女性の健康的なダイエットサポート、そして健やかな毎日を応援しているカケルの松田です。
前回のメルマガを開けた瞬間私の大きな顔が出てきて驚きませんでしか(笑)
少しでも皆さんと近くなるには写真を入れた方が良いかと思ったんですよね。
そしたらまさかの大失敗「ごめんなさい!」
メルマガ初心者でサイズ変更ができるの知らず、あんなことに・・・
今回は下に小さく私の写真が入ってます。
よろしくお願いします。
「健康診断の真実シリーズ」、前々回は更年期の女性ホルモン「エストロゲン」について、前回は更年期と「高血圧」についてお話ししました。
今回は、このシリーズの第3回として、健康診断の結果で気になるけれど、なかなか症状が出ない「脂質異常症」について、詳しくお伝えします。
皆さんは、健康診断の結果をきちんと確認していますか?
脂質異常症は、悪くなっても自覚症状がほとんどありません 。
でも、そのまま放っておくと、心筋梗塞や脳卒中など、命に関わる重大な病気の原因となってしまう、まさに「サイレントキラー」とも呼ばれる厄介な病気なのです 。
脂質異常症って、一体何?健康診断で見るべき3つの数値
「脂質異常症」とは、血液中にある脂質のうち、「悪玉コレステロー(LDL)」や「中性脂肪(トリグリセライド)」の数値が高すぎる状態、または「善玉コレステロール(HDL)」の数値が低すぎる状態のことをいいます 。
以前は「高脂血症」と呼ばれていましたが、善玉コレステロールは数値が低いことが問題となるため 、「脂質異常症」という名称に変わりました 。
つまり、一概に「脂質が高い=悪い」というわけではないのです。
悪玉と善玉、そして中性脂肪の働きとは?
✔悪玉コレステロール(LDL):増えすぎると、心筋梗塞や脳卒中といった動脈硬
化性疾患を進行させる原因となります 。
✔中性脂肪(トリグリセライド):これも増えすぎると動脈硬化につながります 。
✔善玉コレステロール(HDL):体内の悪玉コレステロールを回収し、動脈硬化を抑える良い働きをしてくれます 。
なぜ? 更年期を迎えた女性は「脂質異常症」に要注意!
更年期の女性は、男性と比較して、脂質異常症が疑われる人の割合が急激に増加します 。
その原因は、やはり「女性ホルモン(エストロゲン)」の減少にあります。
これまでエストロゲンがコレステロールや中性脂肪の上昇を抑えてくれていたのですが 、その分泌が減少することで脂質異常症のリスクが増加してしまうのです 。
今日からできる!脂質異常症を予防・改善する4つの生活習慣
自覚症状がないからこそ、健康診断の結果を見て「気になる」という段階で、早めに行動を起こすことが大切です。
1. 食事を見直す
✔ 脂肪分が多いものやスナック菓子は控えめにしましょう。
ポテトチップスやファストフードなどは、知らず知らずのうちに脂質を摂りす
ぎてしまう原因になります。
✔ 納豆や豆腐などの大豆製品がおすすめです。
大豆には、ポリフェノールの一種で女性ホルモンと似た働きをする「イソフラ
ボン」が豊富に含まれています 。
✔ 食事はバランスよく、1日3食きちんとよく噛んで食べましょう。
✔ 食べ過ぎには注意し、腹八分目を心がけましょう。
2. 適度な運動を取り入れる
体脂肪を減少させることは、脂質異常症の改善に有効です 。また、適度な運動は脂質異常症だけでなく、さまざまな病気の予防やストレス解消にも効果があります 。
例えば・・・
✔エレベーターを使わずに階段を使ってみる 。
✔一駅分歩いてみる。
✔テレビを見ながらストレッチをする。など
日頃から意識して、無理なく続けられる運動を生活の中に取り入れてみましょう。
大切なのは、気付いた「今」からできることを始めること
「わかっていても、なかなか生活習慣を変えるのは難しいですよね…」 そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、「気になり始めた」その時こそ、行動するチャンスです!
完璧を目指す必要はありません。
何をどのくらいやるかよりも、まずは「できそうなこと」から、少しずつ始めてみてはいかがでしょうか?
小さな一歩が、未来の健康へと繋がっていきます。どうか、あなたご自身の体を優しく労わってあげてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
次回は、更年期に増える生活習慣病のもう一つ、「糖尿病」についてお話しする予定です 。
どうぞお楽しみに!
良い週末をお過ごしください♪